自分の"すき"を見つけよう!
みなさん、『すき好きノート』をご存知ですか?
『すき好きノート』とは、好きなことを考える、うれしい楽しい時間を、大切な人と共有できたら、という想いをもとにつくられた、日本の有名な詩人・谷川俊太郎の一冊です。 この本では、たくさんの“すき”が問われます。
やさい、ところ、てんき、かず…。
その問いに対しての答えのページは真っ白。
自分の文章や絵、写真などで表現し、完成していく本となっています。
そんな『すき好きノート』を今回IRORIのみんやでつくることに! まずは、自分の“すき”を知るために金沢市立玉川こども図書館へでかけました。
今日は、ノートの中でも「たべもの」と「どうぶつ」に注目し、一人ひとつ見つけてくることにしました。 今までのお出かけは歩きがほとんどですが、今回はバスに挑戦です!
乗車券をもって、お金を握りしめながら。
ドキドキの様子でした。
図書館についてからは、図書の検索機を使って自分の探したい本を調べます。
テーマの1つである「どうぶつ」のコーナーへ行ってみると、本がたくさん!
「この猫かわいい〜!」
「こんなところに生息しているんだ!」
と思い思いの声が。 その他にも、自分のお気に入りの一冊を見つけた子も。
特に男の子たちは「ミッケ!」や「ウォーリーをさがせ!」に夢中の様子でした。 「ウォーリーをさがせ!」を見ている時、子どもたちがひとつの輪に。
みんなで一冊の本から大切なものを分かち合う瞬間がありました。
帰ってから子どもたちとふりかえりをしてみると、たべものでは「コアラのマーチ」、どうぶつでは「うし」や「ねこ」など、自分の答えを見つけてくることができました。 一つの問いからでも、返ってくる答えは人それぞれ。
あたりまえですが、“すき”とは一人ひとり、ものや感じ方まで違うものです。
だからこそ面白く、素敵であり大切な“個性”であると思います。 この『すき好きノート』を通して、子どもたちと一緒に、自分の“すき”を見つめ直し、互いの“すき”を知ることのできる一冊をつくっていきたいと思います(^_^)♫